川藤幸三
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川藤「阪神タイガース」熱血日誌
頭より身体(からだ)
交流戦の後半に突入したが、
予想してた通り、ええことないのぉ。
一言! 「なんでもっと積極的に打ちにいかんのや!」
待ちの状態ばっかり。
振ることの準備もできとらん。
追い込まれて、ボール球に手を出して凡打の山。
でもな、仙台で、あのマー君を打ったんやろ。
力はそもそもあるんや。
勝つことの条件を満たすことをやってないからやろ。
ワシから云わせれば、野球は頭でやらんと、
身体でやるんや! しっかり振れ!
掌握
4月が終わった。
真弓監督にしてみれば5割、充分ではなかろうか。
守備のキーポイントの捕手、それも矢野の故障で
出遅れが心配されとった。
また、期待されたメンバーの故障離脱、
不振での結果やからのぅ。
この1ヶ月は、いわば戦力の掌握の時期やろう。
どれだけ駒が機能するのか、作戦面はどうなのか、
見極めの時期でもある。
カネの凄い活躍とか、
個人個人のことはどうこう言わん。
明日からの9連戦で二廻りの対戦が終わる。
このところ根付いてきた、「繋ぎ」や「粘り」を
しっかりと見せて欲しい。
4番勝負
甲子園で、初の広島3連戦。
結果は2勝1敗と、まずまずじゃないかのぅ。
特筆すべきはカネの活躍や。もう言葉がでてこん。
ほんま、神がかってるわ。41才やで。
しかし、敵ながら、相手の4番、栗原もあっぱれや。
見事な成長ぶりやわのぅ。
お互いの4番勝負、見応えがあった。
東京ドームでの楽しみにしていたG戦第一ラウンド。
昨年の終盤、あの汚名の払拭を、正直期待した。
だが、「打力」「投手力」みても、
ほんま、層の違いを見せつけられた。
虎はカネ独り、Gは若手の成長がはっきり見て取れる。
また、小笠原はじめ、主力がどっしりしとる。
阿部がおらんでも、鶴岡がきっちり仕事しよるわな。
虎もようやく桜井が出てきた。
大きなプラスやと思う。
いたずら好きの神様
開幕3連戦、見事な完勝スタートとなった。
結果的に1勝2敗ではあったが、3戦目の粘りは今後に
繋がるわな。
メンチもほんと、分かりやすく、やられとる。
いよいよ3戦目の後半、守備での交錯があり、
途中で退いた。
代わりに守備から入った桜井に8回裏、無死満塁の
絶好機が回ってきた。
ここで、打つか打たんか。
次の甲子園への流れも、一気に変わる。
自身にとっても、チームにとっても。
結果は・・・。
いたずら好きの神様の仕業かのぉ。
桜井、林には期待が高まるばかりやねんから。
チャンスと自覚
さあ、いよいよ2009年の開幕か。
真弓新監督のオープン戦、
結果的には厳しい結果やったけど
ワシは悲観的にはなってない。
矢野、岩田・・・言うてられんよな。
WBCじゃないが、誰かがカバーせなあかん。
狩野、岡崎、清水の捕手陣。
去年の秋から、ひとまずは、この日目指して
頑張ってきたはずや。
なんとかチャンスを生かして欲しい。
構想通りのオーダーを組めてない現状はあるが、
軸になるカネも新井も、
実戦で合わせていくに違いないやろ。
さて、毎年この時期、鳥谷には何かと苦言を
呈してきたが、今年は違う。
3番を任せられた。
意識の向上もあるが、バッティングについては
「二枚腰」で、ほんまどっしりしとる。
実践のための練習を積み重ねてきた結果や。
後は、遠慮せんと、リーダーとして、
引っ張っていかなあかん。
鳥谷が変われば、虎もかわるんや。
大和魂は死なず
WBCの決勝戦、ワシも見てて熱なった。
いやぁ、見事なもんや。
侍JAPANの29人、みんなが完璧な大和魂を
見せつけてくれた。
これだけ注目した大会もなかった。
その中でも、しびれる勝負の数々。
今の若者に愛国心が無いとか、
日の丸がどうのこうのとか言われとる。
でも、みんな、必死に応援してたわなぁ。
侍JAPANが勇気、感動をくれた。
今回、野球が国民に愛されとることが、
改めて知らされた。
それだけに、WBCだけで終わらず、
これからのペナントレースも熱い戦いを
見せて欲しいと思う。
探偵!ナイトスクープ
昨日の「探偵!ナイトスクープ」のゴールデン特番、
見てくれたかいの?
小学4年生がプロ野球の審判になりたいと。
収録の手伝いさせてもろうたけど、
ほんと、思いが伝わってきたわ。
セ・リーグ審判部長の谷さんも、
「頼もしい後継者できて何より」と言うてはった。
野球界を支える、ほんと第一線の仕事や。
応援するで!
格差
キャンプが終わった。
世間のほとんどはWBCに向いとるが、
我が虎たちはどうか。
現実は、はっきりしとるな。
レギュラー陣と若手の格差が。
林・桜井、悩んどる。
首脳陣の期待は相当なもんや。
結果残せんでも、下向くなと言いたい。
若い投手陣、数人は出てきた。
より実戦で、より上のレベルでの投球感を
磨いて欲しい。
新外国人のメンチ。
実戦に入って、生きた球に詰まっているのが現状。
これから、もっと、ボールの質も攻め方もシビアに
なるやろうが、対応力に期待したい。
なんといっても、バースの時のように、
日本に慣れようとしとる。
箸づかいもうまい。
バッティングも箸づかいと同じようになればのぉ。
しかし、案外、こんなところから技術のレベルアップに繋がるもんなんや。
覚悟
タイガースのキャンプ前半が終えた。
ポジション的な課題は何と言っても、捕手や。
深刻な問題やとも思う。
新監督は去年の秋、敢えて野口を引き留めんかった。
タイガースの先々を見据えて、若返りの命題を
一年目から自分に課したんや。
矢野に続くポスト。
大変なポジションや。
狩野、岡崎、清水、みんな目の色変えてやっとる。
ただ、すぐに答えが出るわけやないわのぉ。
キャンプ後半、そしてシーズンを通して、
首脳陣の姿勢や選手個々の動きを注目しときたい。
キャンプ第一クール
ほんと、ワシらにとって、無茶苦茶暑いくらいの天気、選手にとっては格好の環境でのスタートとなった。
さて、眩しい太陽と同じくらい、ギラギラした目で、動き回ってる奴がおった。
藤本や。
過去、3割打った実績はフロックなんかではない。
技術がなかったら、打てるもんやない。
それは、真弓監督も言うとる。
使い方次第やとも。
ワシなんか、ここんところの藤本見てると、フラフラしているようにしか思えんかった。
ちょっと悪い言い方かもしれんけど、その時々のコーチの言いなりになっとたんと違うか。
信念貫き通して、身体で覚えたことを全うすればええんやないやろか。
今回見てると、何か吹っ切れたのか、例年の動きと全然違う。
守備は申し分ないんやから、平野・関本にも決して劣らん。
自信持ってやったら、高い次元の競争になる。
もうひとつは、いいスタートが切れるかどうか。
いい意味で、調子に乗るタイプやから。
ブルペンも気付いたら、あまり世間に名前も知られていないような、若手が横一線で投げとる。
久保コーチに聞いたら、戦力になるならんで大違い、期待と不安の裏返しやと。
特に、メンタルの強い投手がどんどん出て来て欲しいやろな。
マウンドでの実戦派タイプ。
そういう意味では、去年悔しい思いをした上園に期するものが感じ取れた。
白仁田も面白そうやし。
また、第3クールあたりで報告するわ。
それにしても、暑い!